蒸しタオルを広め、蒸しタオルで世の中を良くする

蒸しタオルとは

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蒸しタオルとは

日本で長年愛用されてきた蒸しタオル。
しかし、存在を知らない、使用したことがない方も多い蒸しタオル。

蒸しタオルは無限の可能性を秘めております。蒸しタオルのイメージとしてエステサロンや理容室、また、一部の医療施設で使われていると思われています。
しかし、限られた場所や用途でしか使ってはいけないものではなく、もっと普段の生活に寄り添い、誰もが気軽に使用できるものであるべきです。

まず、蒸気の湿熱で熱することで除菌、殺菌が容易にでき薬剤を使わずに衛生的かつ清潔なものがいつでも使用が可能です。蒸すという時間は掛かってしまうものの乾熱に比べ湿熱での殺菌処理の方が芽胞状態の菌にも効果的です。全ての菌に対して殺菌出来るわけではありませんが薬剤を使用した物に比べ無害、より人間に優しく清潔に使用できます。つまり老若男女問わず新生児から寝たきりの老人まで幅広く安全に使えます。人の手を借りても入浴が困難な方へ使用が出来たり、体全体ではなく部分的に拭きたいときにも気軽に使用できます。

次に、効果や効能について、ただ身体の表面を綺麗にするだけじゃないのが蒸しタオルです。蒸しタオルには血行促進や筋肉やコリをほぐす効果、リンパ節やリンパ液に含まれる老廃物をより流しやすくしてくれる効果もあります。そして何と言っても気持ちよさ!音楽を聴いてるときや、リラックスしているときに発生するα波、蒸しタオルで身体や顔を温めることでもα波が発生することがわかっています。

蒸しタオルはお風呂やシャワー、おしぼりほど水を使用しません。少量の水があれば簡単に作ることが可能です。蒸しタオルであれば水源が乏しい国や干ばつ地帯でも上記で述べた衛生面や3R(リラックス、リフレッシュ、リセット)が可能です。結果、皮膚病や伝染病などの抑制にも効果が期待できます。


蒸しタオルはどのように、何の為に使用されているか?

蒸しタオルは誰しもが一度は利用したことがある施設で提供されており、主に理容室、美容室、エステ、マッサージ店、医療機関(皮膚科、リハビリ科、産婦人科、整体鍼灸、等)、介護施設などで、最近では個人(家で)でも利用が広まっています。※飲食店などはおしぼり

■理容室(床屋)
主にシェービングの際に使用する。湿熱で蒸すことにより髭を柔らかくしあたりを柔らかくしやられる側の負荷の軽減、やる側の反りやすさの向上、又表皮を削ることによりターンオーバーを促す効果がある。レディースシェービングに関しては表皮(垢)と産毛を剃ることにより透明感のある美白効果がある


■美容室
主にシャンプー、マッサージの際に首を温めるリラクゼーション、血行促進に使われる。
マッサージ時に温めておくとコリがほぐれ易いという効果が期待できる。シャンプー後トリートメント等シャンプー台で同時施術を行う際に頭髪が濡れたままなのでお客様が寒く感じるのを防ぐ効果がある


■エステ
蒸しタオルではなくスチーマーを使用するサロンも多いがスチームタオルを使うサロンに関しては湿温熱により毛穴が開き、美容液などを浸透させるために使われる用途、又薬剤の拭き取り等に使われる


■医療機関

□皮膚科
患者の疾病により用途が異なるので一概には言えないが(蒸しタオルを使うことにより悪化する疾病あり)皮膚表面の細菌を取り除いたり、資料過程において薬剤の浸透や、治療後の処置に使われるケースが多い


□リハビリ科
炎症患者に温熱を与えるのは逆効果になる場合があるので注意が必要だが、筋肉が固まっていたり、筋膜リリース、健、筋をマッサージ(ほぐす)際にほぐしてからマッサージ、リハビリを行うことにより、リハビリ中のリスクや早期回復が見込める


□産婦人科
主に使われるタイミングは、エコーの時のジェルの拭き取り、出産時になるが以前はお湯に浸けたタオルなどで新生児を拭いていたが、除菌・殺菌がしっかりしている蒸しタオルを使用している産婦人科が増えてきている


□整体、鍼灸
この二つをまとめてしまい大変申し訳ないが、基本的には患部の温め、鍼灸によってはアルコール除菌に加え冷たい綿でふかれる患者のストレスを軽減に加え、患部を温め、最も清潔なタオルで拭き取るために使われることが多い


□介護施設
年配の方はやはりお風呂に入れない方、寝たきりの方が多い。その中で水分をたっぷり含んだ蒸しタオルは絞ったタオルで拭かれるよりリラクゼーションに長けておりお風呂に入ったくらい気持ちがよかったとの声が施設利用者、介護職員を通して良い声を頂いている。
寝たきりの方は床ずれの心配があり蒸しタオルだけで予防は出来ないが蒸しタオルを患部にしばらく当ててきれいに水分を拭き取ることにより改善されたという例もある


■個人
現代社会一番目立つのは眼精疲労、肩こり等です。患部を温めることによりコリをほぐす、血行が良くなることにより改善が大いに見込める。乾熱で温めるより湿熱で温めたほうがより効果的。女性の場合、メイクオフの場合は化粧を浮かせる効果、メイクオフ後の場合化粧水を含ませることで美容効果を付与することもできる



蒸しタオルとおしぼりの違い

蒸しタオルもおしぼりも字の通りで、蒸しタオルはタオルを蒸したもので、おしぼりは水分を含んだ布を絞ったものです。
布地のサイズは必ずしも関係はありません。おしぼりを蒸してしまえば、蒸しタオルと言っても差支えはないです。提供する時にとても熱いかそうではないかの違いとも言えます。



スチーマーとウォーマーの違い

蒸しタオルを作るにあたって専用機器としてスチーマー、ウォーマー、清拭車などがあります。機器構造やメーカーによって様々なものがありますが、蒸気を当てて温めるかがポイントです。
スチーマー、清拭車は蒸気で温める、ウォーマーは電気熱で温めると覚えておきましょう。
温め方を間違えると細菌などの増殖のきっかけになるので注意が必要です。

なお、理容室、美容室や医療機関などでは消毒の規定があり、
例えば理容室では「80℃を超える蒸気に10分間以上触れさせる」という法律があります。
(理容師法(美容師法)施行規則第24条による消毒)

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