蒸しタオル

我々が日本蒸しタオル協会です。WHOから依頼が来た夢を見ました!さて…本日は、タオルが蒸し上がるまで理事長と専務のお話でもご清聴くださいませ!



専務理事:りじちょうー!蒸しタオルには無限の可能性があるって言ってましたが、どんな可能性というか、そもそもどんな使い方があるんですか??

理事長:そうだね!そこを説明してなかったね!蒸しタオルの使い方にルールはなくて、まずはみんなどんな使い方をしているか知ってもらおうか!

専務理事:イイですね!私が思いつくのはやはりまずは床屋さんですね(=゚ω゚)ノ

理事長:そうだよね!男性は蒸しタオルってなると床屋さんで髭を剃ってもらう時になじみがあるよね!では女性はどこで使ってると思う?

専務理事:えーっと、女性はどこで。。。美容室かな(´・・`)?

理事長:専務分かってるね(*’ω’*)女性も床屋さんで顔剃りはするし、美容室でも最近はシャンプーの時やトリートメントでも使われたりするんだよね!ただ、蒸しタオルじゃなくウォーマータオルも場合が多いけど・・・

専務理事:ウォーマータオルゥ~??あれはなんなんですかねー???蒸しタオルはスチーマータオルですからね!

理事長:同じじゃん!って思う人もいるかもしれないけど…蒸しタオルは蒸気を使って蒸し上げるタオル。ウォーマータオルはあらかじめ濡らしたタオルを温めて作るタオル。

蒸しタオルに比べてウォーマータオルは温度が上がらないから安全性に優れてる半面、機械にもタオルにも菌が繁殖しやすいってデメリットがあるんだよ!

専務理事:いわゆる蒸し器で蒸した肉まんと電子レンジで温めた肉まんがどっちが美味しいかの差みたいなもんってことですね!私なら断然、蒸し器の肉まんですよ!!

理事長:んーなにその比喩表現・・・でもそうゆうこと!たまに聞く話だと美容室で首に当てたタオルのところが荒れたとかブツブツができたってクレームがあるぐらいだから美容室の皆さんはタオルだけじゃなくタオルウォーマー本体もこまめに洗わないとね!!

専務理事:えーっ!?それじゃウォーマータオルがヤバい説じゃないですか!でも、蒸しタオルはその点、安心安全ですよね?

理事長:うん…否定するわけじゃないしウォーマータオルも気持ちいいんだけどね!しっかりメンテナンスしないと良くないことが起こりやすいね…専務!安心して!基本的に80度以上で10分以上蒸気に当てると菌はほぼ死滅するから!もちろん死なない菌もいるけど普段生活しててあまり触れない菌達だからそこも安心して!それをクリアしているのが蒸しタオルよ!!

専務理事:良かったー!だから蒸しタオルは医療現場でも使用されているんですね!医療現場だとスチーマーではなく清拭車で、さらなる高温で菌を滅殺しまくっていると!

理事長:そうだね!医療現場だと衛生管理はどの業種よりも徹底してるからね!ただ…殺菌・滅菌率が高い薬剤や100度以上で煮沸したり、蒸気消毒すると安全性は高まる分生地が傷みやすい、劣化の速度が早くなる。火傷等取扱いに難が出てくるなど扱いにくい、面倒くさいってデメリットを増えてくるよ!

専務理事:医療にも使えて、あと美容系ももちろん使えますよね!最近だと、ちまたで温泉蒸しタオル美容なんてものが流行っているとかいないとか!?

理事長:流行ってるみたいだね!やっぱり水道水やミネラルウォーター等で作る蒸しタオルに比べ温泉成分が入ってると違う効果効能も期待できるからね!

専務理事:そうか!水もケースバイケースで、工夫の余地があるんですね!さっきの医療ではタオル生地の劣化問題もあるから、タオル生地の良し悪しも影響が出ると!

理事長:軟水か硬水かの違いだけで肌に当てた時の感覚も違ってくるからね!タオル生地…重要だね!例えば耐久性が高くて肌触りが悪いタオルを取るか、耐久性に難はあるが肌触りが極上なタオルを取るかみたいに

専務理事:確かに!!タオルも新品と使い慣れたものだと、蒸しタオルの感触が全然違いますしね!

理事長:そう!全然違うの!みんな新品の方が良いって思うだろうけど、必ずしも新品が良いとは限らないよ。

専務理事:私は新品が好きではないです・・・だって、タオルの細かい毛くずが顔に付いたりするんですよー。

理事長:多少の毛くずは仕方ないって思ってもらいたいけど、新品のタオルは生地が潰れないように出荷時は柔軟剤などでコーティングされているから水を含みにくい状態で手元に届くの!(最近は柔軟剤仕上げ、コーティング無しタオルも多くあります)だから蒸しタオルに使うのであれば2~3回洗剤のみで洗濯してから使うと本来のタオルの力が見て取れると思うな!

専務理事:へえー!コーティングされてるのか!私は5回以上は洗濯しますよ!(`・∀・´)エッヘン!!

理事長:5回!?!?

専務理事:そうです!しかも休日に連続で洗濯機を回しまくります!

理事長:ほー!タオルを干す時はしっかりパンパンしてしわを伸ばすことでタオル生地も立ち上がるから蒸しタオルにしたときよりふわっとして気持ちがいいから試してね!

専務理事:あのパンパンにはそんな効果が!ちなみにパンパンってタオルを手で叩く方ですか?それともタオル自体を振ってパンパン鳴らす方ですか?

理事長:説明不足でごめんね!タオル自体を叩くのは絶対NG!!生地の種類にもよるけど基本的にタオルはパイル生地のモノが多いから、叩くとパイルが潰れてフワフワ感がなくなっちゃうの!振ってパンパンしてね!ちなみにタオルにも正しい乾かし方があって間違った乾かし方すると劣化やパリパリの原因になるから気を付けてね!

専務理事:はーい!パンパン鳴らします(`・ω・´)ゞ

理事長:ちなみにタオルに裏と表があるのは知ってる?最近は両面表加工とかダブルパイルとかあることはあるんだけど・・・主流はまだ裏表があるタオルなんだよね!メーカーさんは表を使ってほしいって推奨はするだろうけど、女性や肌が弱い人は表を使わないとヒリヒリしちゃうかもね!逆にゴシゴシ拭きたいメンズ諸君は裏で拭いたほうが拭いた感はあると思うな!でも保湿はしっかりしてね!専務は裏表の判断はできるよね?

専務理事:知ってまーす!端っこの折り側で判断するんでしょ!?

理事長:基本的に縫い目があるほうが裏側でパイル生地のループが立っているほうが表面なんだけど・・・んー自分で言っててこんがらがってきた!専務!画像で補足して!!



専務理事:タオルの裏表の画像はこんなんでいいでしょうか!?ポイントは折り目のところを見てください!

理事長:画像で補足しているタオルは両面パイル生地だけど、中には表面がシャーリング生地(スベスベ)になってるのもあるからその場合は、表がシャーリングで裏がパイルと認識してね!(例外あり)

専務理事:さすが理事長!タオル生地についても見識をお持ちですねー!

理事長:そりゃあね…知ってないと理事長の座を狙われるでしょ!もう少し理事長で居たい!

専務理事:確かに!ポスト理事長に米国のアウゼン・ハワードJr氏やスウェーデンのジョン・ゴールドマン氏、中国の劉秀高氏などに油断していると取られちゃいますよね笑

理事長:あー…えー…理事長の座…お譲りしましょうかね( ;∀;)

専務理事:とはいえ、使い方、水、タオル生地、この他にも蒸しタオルに関係して差が出るものってありますかね??

理事長:良いとこに気が付くね!それ全てが重要で、好みはあるだろうけどどの組み合わせがベストなのか考えるだけでオラわくわくすっぞ!

専務理事:ふざけろっ!これは本当に無限の可能性がありそうですね!こんだけ奥深いと色々と検証ができますねー(*´ω`*)

理事長:そうだね!色々な検証はもっと必要だね!

専務理事:タオル生地も薄めの安いものと今治などの高級タオルの比較とか、水も実際に世界の軟水、硬水や温泉水、炭酸水、アロマやハーブを混ぜたものなどの検証してみたいですね!

理事長:いいねぇ!そこを変えるだけで効果効能や新たな発見が生まれるだろうね!他にアイデアはあるの?

専務理事:個人的には使える場所や使うケースを増やして、世に蒸しタオルを広めたいです!もっと色々と使い道はあるはずかと!

理事長:こうなるとしっかりと適材適所で必要とされる蒸しタオルを考えないとなー!

専務理事:それは大切だ!やりましょ!やりましょ(´∀`)♪

理事長:じゃあ次回は蒸しタオルの新しい利用ケースを模索してみようか!

専務理事:(゚∀゚)キタコレ!! イヤッホー!

理事長:そうそう、あと序盤で話した蒸しタオルの使い方を最後にまとめておくね!

専務理事:エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ? イヤッハー!



To Be Continued ⇒


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